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have a nice day

進路ー進む道ー

 小学校、中学校、高校、大学、就職、そして定年、盆栽・ゲートボール、棺桶に。25で結婚して、30までに一人、35までにもう一人子供を作る。

多くの日本人が数年、十数年前まで信じられてきた(であろう)人生の標準プラン。どうやら、俺はこれには乗ることが出来そうにないし、そういうご時世でもなさそうだ。

だから、「ゼロベース」で人生プランを考えてみたい。条件はいくつかあるし、やりたいこともある。考えられる最高の人生を求めて。

 

 条件1

「収入は20万は欲しい。」年間で340万。それだけあれば、日々暮らしていけるし、多少の贅沢も出来そうだから。家族を持つことはこのままでは難しいけど、ひとりで独身貴族はできそうだ。

 条件2

「やりたくないことはしない。」意義のない、見えないことはしたくないな。有限の人生なんだから、記録にも、記憶にも残らなくて良いけれど、自分のやりたいことを思う存分やりたい。

 条件3

結婚は分からないけど、「好きな人、愛する人は幸せにしたい。」彼、彼女と笑って生きていきたいな。時には喧嘩もするだろうけど、大事な人たちとは飲んで、食って、遊びたい。

 条件4

できれば、「みんなを幸せにしたい。」社会貢献なんていう小さな枠じゃなくて、世界に、宇宙に。"think global, act local" 局所的、短期的な視点も大切なんだけど、もっともっと大きな、広い視点を持ち続けたい。先進国だ後進国だなんて言う事じゃなく、同じ人間として、苦しんでる人たちにはできる限り手を差し伸べたい。

 

 今考える条件はこのぐらい。もっと具体的にした方がいいとは思うけど、出発点としては悪くないと思う。こんな人生なら満足だな。一寸先は闇。だけれども、闇を想像しなきゃ、何も見えない。想像すること、それができる人間に課せられた使命だと思うから。ちゃんと、日本で生まれ育った人には、「想像力」なんて、誰しもが持ってる、自明のことっていう認識なのかなとは思うけど、どうやらそうではなさそうなんだよね。だからこそ、想像力を持つ人は想像しなきゃいけないと思うんだ。ノブレス・オブリージュ(高貴なものの責任)ってわけでもないが、人はそのもてる能力に応じて貢献せねばと思うから。