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have a nice day

no title

 実家に戻り、はや数日。もう、初日に感じた情けないと思う心、申し訳ないと感じる心、何とかしなければという強い思いは薄れ始めた。非常に情けないことだと思う。環境への適応が早いといえばいいのか、忘れっぽいというのか。あと2日で「無職」に。学生でも、予備校生でも、フリーターでもない。後ろ指を刺され、嘲笑され、ってこともまだ無いだろうけど、このままだと確実にそうなるな。

 

 焦り、不安、はある。でも、それ以上に考えたくない、逃げ出したい、っていう思いのほうが強い。「やりたいこと」、「やれること」、「やらなければならないこと」この3つがバランスを取れるといいらしい。「やりたいこと」は不明。「やらなければならないこと」は給与面ぐらい。「やれること」も不明。3点で出来上がる三角形に俺の場合は、面積がない。

 

 旅行業につきたい、メディア業につきたいという希望もなければ、地元に帰らなきゃいけない理由もない、両親ともに勝手に暮らしていくだろうし、守らなければならない家でもない。多分、人からすればうらやまれるような環境なのかもしれない、「自分のやりたい事ができる!」と。それが、それさえ見つけられれば、作ることができたらいいのはわかってる。

 

 今やりたいこと、世界を見てみたい、バックパックとか、現地の人とコミュニケーションを取る、入り込む形で。あと、日本をぶらぶらめぐってみたい。色んな神社仏閣をめぐって、土地のものを食べて、飲んでがしたい。富士山にももう一度登りたい。琵琶湖を一周もしたいな。あと、好きな人に会いたい、触れたい。インドアなら、写真の編集とかかな。こういう旅とか、コミュニケーションっていうやりたい事はあるけど、それを仕事に繋げられない。あまり、繋げたいって考えたことすらなかった。

 

 もう25歳。4半世紀生きてなおこれですよ。甘ったれた、あまちゃん。仕事なんて、割りきってなんぼのもんかもしれんけど、自己PRとか、志望理由とか、もう無理。正直、「御社じゃなくてもいいんです。給料が目当てですから。それさえもらえりゃ、営業でも、経理でも、お茶くみでも、何でもやりますっ!」そう言いたい。それぐらいに、俺にとっては職業選択なんて無意味。だから、最後の最後まで放っておいたんだろうな。

 

 正直言って、仕事に対するスタンスはめちゃくちゃ不まじめ。でも、始まってみると仕事は楽しいんだろうなと思ってる。実務というのか、日々の仕事は。ただ、辞書的な「仕事」ってなっちゃうと興味がない。

 

 つらつらと愚痴ってみた。