生きるコト 死ぬコト
2012年の年末に父が死んだ。
周りの評価を聞くとどうもだいぶ若くして亡くなったらしい。60代で亡くなるとはそういうものなのかもしれないなと。
若いころに祖父の勧めた会社に一時期は入ったようだが、その後職を転々とし、自分で会社を興したこともあったが、うまくいかず廃業、借金を返済しきれず親戚に金の工面を頼むも、最後は自己破産。そして、アルバイトをし、最後に経理の腕を買われてまた職を得たようだ。
ほとんどのことを知らずに、ありがたく育ててもらってたんだな。父の遺品を整理するまで知らなかった。異常にまめな性格らしく、PW / ID の類も一冊のノートにまとまっていた。
知らないことが多い。知ろうとしなかった部分も、知らせてもらえなかった部分もあるんだろうけど。もっともっと、知りたかった、聞いておきたいことが多かったな、と。今になって思う。
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自分のやりたいことを、「自分勝手に」やってきた人なんだろうな。
それで、満足のいく人生だったならいいな。