ビエンナーレ・トリエンナーレ
あいちトリエンナーレ、BIWAKOビエンナーレ、神戸ビエンナーレ など。
この手のビエンナーレ、トリエンナーレという言葉を耳にする。2や3をあらわす語であるらしい。「ビ」や「トリ」は。そうかそうか、「トリオ」の「トリ」なんだなと。
同窓生から写真展を再びやらないか?という誘いを受けている。小生らは美術、芸術系の出身ではなく、文学系の出身。あくまでも、趣味の一つに写真があるというレベル。アニメや漫画、音楽、スポーツ観戦などなどと同列に並ぶ一つとしての「写真」。自分たちが楽しいというイベントにはおそらく仕上がるんだろうなとは思う。
卒業後数年。最後の見知った後輩たちの卒業と時期を同じくするのだから、酒を酌み交わし、近況を報告しあいという、同窓会めいたものにはなるのだから。
一方で、それだけでいいのか?という疑問がわく。写真「展」とし、観覧者を募るイベントで、イベンターの自己満足だけを見せられてもしらけるのではないか、と。
「ママ!こんなの撮れたよ!!」という自己満足以上の成果を出せるんだろうか。
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「自己満足」というと聞こえは悪いが、そこはたぶん最低限必要なライン。自分たちで満足すらできないで、来場者に対しても何ら影響がなければエネルギーの無駄でしかない。やるからには、ゲインをもっと大きくしたいな、という野望。言い換えるなら「向上心」、とも言えるんだろう。